人生リタイア極論 でいちゃんのブログ

社会不適合なので22歳からリタイア人生

【セミリタイア論】杵築市1万円アパート、資産900万で早期FIREした28歳が話題に あえて批判

なんかツイッター見てたら

杵築市の1万円アパートに引っ越して、資産900万早期FIREした28歳、

「ひこすけ助手」さんが話題になってたので、記事ネタにします

 

自分も大学卒業時点で、早期FIREを模索していて、

現在同じような年齢なので、親近感が湧いています

FIREに資産も年齢も関係ないと思ってるので、素直に応援したい気持ちです

 

ただ、今回はあえて批判記事とさせていただきます

そもそも早期FIREに否定的な人達もこのブログを見てるかもしれないですし

自分のセミリタイア論ともまたちょっとズレてると感じたので

思ったことをまとめたいと思います

 

 

セミリタイアを行うなら都市型がオススメ 田舎はNG

初っ端から批判で悲しいですが、杵築市というのは聞いたことがありません

聞いたことがないので、おそらく田舎でしょう

憶測で書くのはいけないので、全人口を調べたら29,000人弱でした

東京多摩の立川市が185,000人弱、国立市が77,000人弱、国分寺市が127,000人弱

ということで、人口も少ないですね

ちなみに、古巣の大田区は734,000人弱でした 23区こええ・・・

 

自分は、都市型のセミリタイア生活を勧めています

なので、これまでも

東京ど真ん中シェアハウス、埼玉県西川口、多摩市部と、

都心に近い場所に拠点を構えています

 

これは、資産と年齢の問題も関わってきますね

例えば、FXトレーダーakiさんのように何億も持っているなら江田島に移住も全然ありだと思います

しかし、1000万前後だと、辺境に住むのはちょい怖い

自分のような稼ぎの低い人間でも、都心に住んでいれば

日雇い労働やウーバーイーツなどで窮地を凌げますからね

稼ぐためにわざわざ東京に出ていかないといけない田舎暮らしだと、精神的に厳しい

20代でネット収入に100%依存するというのも、ちょっとね~

まあそれでも、1万円のアパートは固定費大幅減で超超超魅力的です

自分は家賃4万なので、差額3万

しかし、この差額3万は、ウーバーで3日働けば稼げるので

3日という時間をどう捉えるかですね

もちろん働かないに越したことはないですが、20代の時点でここまでの決め打ちはちょっとなーと思います

そもそも自分は、都心でいつでも働けるような環境に身を置いてたからこそ

ビットコインで大成功を収めたのでね アグレッシブにトレードできたので

その経験からしても、田舎決め打ちよりも、都市型セミリタイアで生き方を模索していくのが20代の賢いやり方かなーと

これは自分の意見ですけどね

 

あと、田舎暮らしだとありとあらゆる可能性が絶たれます

都心に住んでたら、色々なチャンスが巡ってきます

道を歩いてても、何かひらめきが湧いてくるような感じ、これが都心です

都心に憧れる若者が多いのも、その可能性に惹かれたからです

他人と関わりのないセミリタイア人だからこそ、あえて都心で人にもまれる

適度に刺激を受けるのが良いのです

 

あと、医療とか

歯医者とか大丈夫なんかなー

都心だと、色々な病院を比較検討して、セカンドオピニオンを・・・

という感じで色々な選択肢がある

人口が少ない杵築市に構えている病院は競争が働いてないし、優秀な人材はあまりいなさそう(偏見です)

それは医療だけではなく、行政サービスや飲食店など色々なところで言えることですが、、、

人口が少ない、人が寄り付かないには、それなりの理由があるわけで

そこを自分の感覚だけで見て、軽視するのはちょっと違うかなー

すいません、かなり意地悪な見方してますw

 

 

本人は「ラノベ出版、アニメ化」を夢に掲げているが・・・

 

"生活の基盤を最低限の支出で整えることで、

本当にやりたいことへ潤沢なリソースを投下できるようになる。"

と、ひこすけ助手さんは述べていました

 

確かにその通りなのですが

「彼のやりたいこと」って、人と関わることで成り立つものですよね

ラノベ出版も、アニメ化も、一人ではできないことですよね

FIREをして自分らしい生活を送ることが夢なのではなく、

その先の野望を見据えている状態で、田舎の辺境に移動してしまうのはなーと思います

トレードで例えるなら、固定費を抑えているかけだしトレーダーが

「俺は将来タワマンに住むんだ!」と言ってるようなものです

現状、コストを抑えているのに、将来的に大きな野望を抱えている状態

これはかなりチグハグなんですよねー

 

セミリタイア人って、コストを抑えて慎ましく生きるもので

欲と遠いところにあるのが美学だと思ってるので

欲望塗れのセミリタイア人はあまり好きじゃないんですよね

セミリタイアを口実にしているようで

 

人と関わることで成り立つものを夢として掲げている場合、

相手の考え、生活スタイルとかもありますからね

ネットだけで全て完結できるつながりってあまりないので

そういう野望を持ってる人は人脈を形成するために都心を拠点にした方が良いと思いますが

まあ、彼はポジティブなんだろうなー・・・

バクマン。の天才漫画家、新妻エイジも漫画書くために上京したし(フィクション)

野望がある人は上京という流れだと思うのだけど

そこをあえて、田舎に移動してしまうのが自分のセミリタイア論とは合わないかな

 

 

テレビのドキュメントで「漂流家族 竹下家」というのがあってだな・・・

ちょっとこれはぐぐってください

あまりにも有名なので

竹下家みたいに田舎に移動して借金負って帰ってきた みたいな

田舎を神格化してる節があるんですよね 我々都会人は

神格化とまでいかなくとも、隣の芝は青いみたいな

何度も言うけど、人が寄り付かないのには、それなりの理由があるんです

自分は、生まれも育ちも東京都なので、現状、地方都市にすら移住できないチキンです

関東での生き方しか知らないので、20代の今、田舎に移動することはしてません

仕事、行政サービス、環境、気候、などなど

予測不可能な要素ばかりなので

それを、資産数百万で処理できるかなーと言われると、ちょい厳しい

自分はまだ働く選択肢も完全に排除してないのでね

働く気がないのと、働く選択肢を完全に排除するのとでは天と地の差があります

ひこすけ助手さんには、ひこすけ助手さんなりの緻密な戦略があるのかもしれません

しかし、そこには、勢いもあること、これは否定できないでしょう

20代のうちに、全てを決め打ちするのはちょい早計だ!

(と、現在無職のアホが申しております)

 

 

移動にバイクや車がいるのはなー

維持費もあるし、壊れたら新しいの買わないといけないし

それなら都心家賃3-4万の物件の方がよくないか

たぶん、田舎暮らしすることでかかる余計なコストはまだあると思う

水道も固定料金とか言ってたし、最適化されてないサービスで消耗してそうな印象

こういう不確実性がたくさんあるので、都心型セミリタイアを勧めてるのです

 

 

マクロ的要因、 人口減少・財政危ない地域は・・・

どうして、そこの家賃が低いか

これは、マクロ的、投資的観点での低さもあると思うんですよね

関東なら腐っても需要はありますが

大分県とか、ちょっと怖い

自分のセミリタイアのコンセプトが持続可能性なので

永住前提で住めないところはちょっとなー

ここら辺の判断能力がもっとほしい

 

 

というわけで、あえて批判してみた記事でした

やっぱり物事を取り上げる時は否定から入らないとね!(白目

まあでも基本的に何でも良いと思います

自分の好きなことやって生きてればそれだけで良いんじゃないでしょうか