人生リタイア極論 でいちゃんのブログ

社会不適合なので22歳からリタイア人生

このまま日本にいて良いのか、不安になってくる

 

はじめに書いておきますが、日本は素晴らしい国だと思います。

弱者にとても優しい国だと思います。

月14万程度の収入なら、税金や年金を一切払わずに過ごすことが可能ですし

生活保護などのセーフティネットもあります。

 

しかし、このまま日本にいて良いのか、という漠然とした不安はあります。

今回のコロナの件で、その不安はより大きくなりました。

具体的には、「日本人」に対する不満です。

 

先に言っておきますが、あえて"日本人"というくくりにしたのは、

日本の教育を受けて、日本の家庭、社会で育ってきた人々は、

ある程度、 共通した特徴を持っている からです。

 

民族を一括りにして物を述べることに否定的な人もいると思いますが、

日本の家庭で生まれて、幼いころから多くの日本人に囲まれて、

日本のルールに基づいて、日本の社会の一員であり続けている日本人は、

普遍的な特徴があると思っています。

 

例えば、「イタリア人は女好き」「ドイツ人は真面目」など、

これは、極端なステレオタイプですが、似たようなものです。

国という単位で活動している以上、色は出てしまうのです。

 

では、自分が日本人のどこに対して不満なのか、端的に述べます。

終始、「他人任せ」な点です。

民主主義国家において、これは致命的だと思っています。

今回のコロナの件に関しても、大多数の国民は他人任せだと思います。

(日本人がなぜ他人任せなのかは、また別の記事で書くことになると思います。

長くなるので、「日本人の普遍的な特徴」に関する話は、今回は割愛)

 

メディアやまとめサイトなどを見ても、

「政治家が悪い」「国が悪い」などの文言が目立ちます。

そんなことはないと自分は思っています。

 

民主主義国家である以上、政治の失敗は我々国民が責任を持って受け入れないといけないのです。

本来、民主主義というのは、先人たちの決死の努力と血で獲得したものですが、

日本は、戦後統治されて、無理やり押し付けられたという形になっています。

正直、日本人に西洋型の民主主義は向いてないと思っています。

向いてないからこそ、人々は投票には行かないし、政治に関心すら持たないのです。

与党を支持していないなら、自分の生活を犠牲にしてまで、政治活動を行っていかなければならないとも思っています。

現状に不満なら、最後まで自分の命と誇りをかけて、戦っていかなければならないのです。

それが、民主主義の責任です。

 

しかし、ほとんどの日本人にはその気概はないと思っています。

どこを見ても、どうでもいいような、アイドルや芸能人、Youtuberの話題ばかりで、

人々は政治とは別のところに、崇められるカリスマを求めているような気がします。

国民一人一人が実際に政治に参加して、具体的な検討や議論をするのではなく、

政治とは別のところで、イメージの良いだけの人を持ち上げている、そして飽きたら別の人へ ・・・ の繰り返しばかり

 

それで、現状の生活や社会に不満がないなら良いと思います。

しかし、今回のコロナでは、普段から選挙に行かない、政治活動もしてないのに

批判だけしてまわる人たちが非常に多いと感じました。

 

では、自分のスタンスはどうなのか。

自分は現状の政治に不満はありません。

現政権を支持しているという立場です。

2012年から株価を上げている政権なので、トレーダーとして支持している人は多いと思います。

しかし、開きなおって、徹底した「個人主義」でもあります。

 

悪い言い方をすれば、

"自分の生活さえ確立できれば、国の方向性はどうでもいい"

というスタンスです。

こういう人も今、結構多いのではないでしょうか。

 

『国というものに対して、帰属意識が著しく低い』

ということです。

民主主義国家の国民として、国の政治の結果に対して、しっかりと責任を持つが、

同時に、徹底した個人主義で、自分の生活の確立を重視しています。

これは、民主主義という制度そのものに大きな欠陥を感じていて、

多数決によって生まれた結果のヘッジを個人で取るということに一番の価値を置いているということです。

 

先ほど、政権を支持していない場合は、自分の生活を犠牲にしてでも、政治活動を行って少しでも現状良くするべき という

真っ当な民主主義論を唱えましたが、これは理想論です。

一人の力では、効率があまりにも悪すぎるし、ほとんどどうにもならないと思います。

だから、「国」と「自分」を切り離して個人としての活動にウエイトを置いているのです。

 

今後、日本は様々な困難に直面すると思われます。

人口動態的な問題、財政、外交、食糧危機、災害など

日本という国に、明るい見通しを持っている人の方が少ないと思います。

 

「このまま日本にいて良いのか、不安になってくる」というのは自然な考えです。

そこで、『日本から出る』という選択肢が出てきます。

 

  • 他人任せな日本人の多数決による無責任な政治に大きな不信感がある
  • 徹底した「個人主義」で、国と自分とを切り離している→国に対する帰属意識の欠如
  • 現在、日本社会、日本組織に属さないセミリタイア生活を模索中

 

これらの要素から、海外での暮らしを検討する段階に入っています。

ただし、現状、収入が低く、資産も多くないので、厳しいです。

 

しかし、「このまま日本にいて良いのか、不安になってくる」という

根本的な問題に対しては、行動して、解決していかなければならないのは確かです。

 

現状かなり厳しいですが、

余裕が出てきたら、海外移住もブログのテーマになってくるかもしれません。

そのことを、今ここで触れておきます。

 

 

以上。