人生リタイア極論 でいちゃんのブログ

社会不適合なので22歳からリタイア人生

なにおれさんの『ミニマリスト式超節約術』 読書感想【7/14まで無料公開】

なにおれ(@lemologue)の

『ミニマリスト式超節約術』が、無料公開されていたので

読んでみました

 

本記事は、読書感想文となります

正直にレビューしていくので、よろしくお願いします

若干辛口かも?

 

 

『ミニマリスト式超節約術』の要約・感想

累計500万PVミニマリストブロガーが、

「月10万円でも楽しく暮らす」をテーマに、節約マインドを凝縮させた一冊です

そう帯に書いてあったので、そのまま引用しましたw

 

というか、これ、今自分がやってることまんまです

最初にこの本を見た時、親近感を感じました

実際に本を読んでみたところ、自分が既に実践していることが8割以上でした

ここまでシンクロするのかなーと一瞬思ったのですが

そもそも、ミニマリスト・セミリタイアなど、ローコスト生活には

共通するノウハウみたいなのがあって、そういうものは今ネットで転がってますからね

それらを語るとなると、必然的に似たようなものになる ということです

 

正直に言うと、自分がこの本から得られたものはあまりありませんでした

自分はもう何年も、ローコスト生活に浸かっているのでね・・・

基礎がしっかりしているので(笑)

しかし、見る人が見れば「こんな考え方もあるんだな!」となるのではないでしょうか

まさしく、基礎本、入門本としての一冊ですね

しかし、「節約マインドを凝縮」という一文がやや誇大広告なようなw

すいません、自分結構ひねくれた見方してしまうので笑

 

以下、この本の特に良かったところと、気になったところを取り上げていきます

 

 

『ミニマリスト式超節約術』の良かったところ

本書の良かった点を挙げます

車に関して。

車なしで生活できる場所を選ぶこと→車が"生活必需品"から"贅沢品"になる

という部分

これは、まさしく言い得て妙、ミニマリストの考え方の王道ですよね

似たような記述で、

サブスクもあることが前提になると"必需品"のように思えてくる

と著者は言っています

この考え方が好きですね

人の「慣れ」や「固定観念」による支出(欲)の増大は無駄ばかりです

今あるものが、本当に必要なものか 見直すことで生活を豊かにしていく

という考え方を著者は提案しています

この考えこそ、ミニマリスト・ローコスト生活に最も必要なのです

 

本書の生活シミュレーションの最後の方に

実際、東京でも西側とかであれば、家賃4万で暮らしている人をたくさん知っています。

そういった方たちは、「自分にとって必要最低限はなにか」をよくわかっている人たちなのだと思います。

と書かれていました。

 

これ、まんま自分のことやんwwwwwwww

 

なんか褒められた気分になって嬉しかったです

著者とは良い酒が飲めそう

 

その他、本書では、ふるさと納税やメルカリを活用としたミニマリスト術なども取り上げています

いずれも、自分はほとんど実践したことがあるものなのですが

経済的自立を目指すために必要な情報がかかれていました

 

 

『ミニマリスト式超節約術』の気になったところ

良いことを書いた後に落とすのがでいちゃん流ですねw

まあしかし、正直に感想書いていきたいので

でないとただの宣伝になっちゃいますからね(お金もらったら話は別だけど笑

 

食費について書いてるところが気になりましたね

本書では「食費20,000円」をシミュレーションしています

※予備費を含めたら30,000円

 

しかし、食費20,000円って結構大変なんですよw

こんなハードル高いことがさらっと書かれているのがちょい引っかかった

働きながらで食費20,000円って物凄くきつくないか。。。簡単に言いよる

 

今、自分も食費改革をやっているのですが

ローコストセミリタイア生活の食事は、「健康的」でないとダメだと思ってます

 

その観点が本書からはちょい抜けてましたね

ちなみに本書では、朝ごはんを抜くことを想定しています

自分も朝ごはんを抜いているし、食費20,000円を理想としているので共感しています

しかし、朝ごはんを抜くことで、「血糖値スパイク」の危険性が生じます

また、質素な食事や白米メインの食生活だと、「糖質過多」になってしまいます

気を付けないと生活習慣病になってしまい、かえって後の治療費が膨らむ恐れがあります

そうです この本が述べている食事の節約には、投資的観点が含まれていなかったのです

もちろん、著者はそこら辺分かっていると思います

ただ、本書の趣旨とは離れていたか、あるいは書くスペースが無かったかで省略されています

ここは、各自で補完しておきたい部分ですね

他の節約術に関しても、現在の負担額を抑えるという観念は大切ですが

将来を見据えた節約術をも考えることができれば、より充実したミニマリスト生活になるのではないかなと思います

ミニマリストのイメージが、"余計なものをそぎ落とす"ならば、

将来をも見据えたローコスト生活は、"余計なものをそぎ落し、かつ洗練する"

こういったイメージですかね

これは、自分の考え方なので

ただ、本書では省略されていた部分なので、自分なりに批評させてもらいました

 

 

まとめ

まあ、こんなところでしょうか

ミニマリスト・セミリタイア・ローコスト生活というのは、

とても大きなテーマで、自分のライフスタイルに左右されるものです

 

つまり、どんな本でも、完璧な攻略本にはなり得ないのです

自分は、本書に物足りなさを感じてしまいましたが、

それは自分なりの人生観、理想のローコスト生活のビジョンを持っているからです

100人いれば100通りの考え方がありますし

結局、自分で考えて行動できる人間が、ローコスト生活においては強いと思います

 

この本は良い意味で、あまり捻くれておらず、

ミニマリストとは何ぞやという人にとっては、大変読みやすい一冊だと思ってます

7/14まで無料なので、皆さんもぜひ読んでみてはいかがでしょうか

自分は、この本を見て、なにおれさんという人に興味が湧きました

同じローコスト生活を実践する仲間として、応援していきたいと思います!